ぼんやりとうつむいて。 地下鉄のホームは朝も昼も夜も同じ顔を持っている。 時計を見ない限り今、何時なのかわからない。 そんなこと考えながら今度はそっと顔を上げる。 反対側のホームに立つ人をゆっくりと見て… あ。 あそこに立っている人…。 アタシは目を凝らしてその人を見る。