私は嘘で出来ている。

「いいよ。別れよう」


京也が静かに席を立った。


「俺も、嫌々付き合って貰うのは辛いよ」


引き止めることもなく、ただ遠ざかる京也の背中を見ていた。


最低だ。


一筋、涙が伝った。