「さぁさぁ…と に か くっ!お風呂入って来ぉ〜いっ♪」

そういや、昨日疲れて…そのまま寝ちゃったんだった。
羅々に促され、私はお風呂に入った。



―…数十分後。

「羅々〜あがったよ〜」

私がバスタオル1枚で出てくると、

「キャーッ!す〜ちゃんスタイルい〜!!」

羅々は、座っていたベットから立ち上がり、興奮したように目をキラめかせていた。

…………えぇ(汗)

「分かったから」

興奮しすぎている羅々に、否定するともっと言ってくると思い、一応肯定した。
羅々のほうがスタイルいいのに。

「じゃあ、この服選んどいたからぁ〜着てね!」

羅々から渡された服は…

「黒いベストに…ラインストーン付きのシャツ?チェックのストール…ハードな加工デニム。靴は、黒のブーツ…か」

なるほど。
なんかカッコイイなぁ。

とりあえず、着替えよう。

まずシャツを着て、デニムを穿き、ベストを着て、緩くストールを結ぶ。
軽く革のアクセを自分で選び、首や腕につける。

こんなもんかな?