「…ら…らじゃー…」

ふっ震えとるっ…!!
子犬のように震えとるぞっ…!!
恐るべし大魔王羅々様。

「「「「………」」」」

ムスッ

そして不服そうな4人の若者達。

「そんなにふくれないのー!!ま、でもこれからは何でもアリだね(笑)」

ゾクゥッ

何か悪寒が…あぁ…

「そうですね」

ニヤリ

「ふっふふー」

ニコニコ

「まーな」

フッ

「…何でもあり…か…」

クスッ

皆の笑いが怖いのは何故…?!

「うふふふふっ♪」

そしてこの方の笑いが1番怖いぃ〜!!

「つか…皆知ってて俺だけ知らなかったのかよ…何なんだよ…俺って…」

アラタは、皆の色恋沙汰に疎すぎる自分の位置を、再確認するのだった。