モグモグ…
サッ
「?」
何故かまちこティーチャーは、拳法でもするかのように手を高くあげた。
「ルルル〜っ♪」
………バレエかよっ!!
まちこティーチャーはつま先で立って、クルクルと回っている。
正直……気持ち悪い。
「素ん晴らしいわっ!昴きゅんっ!!あなたは5よ?5っ!」
少女漫画に出て来そうなキラキラな目で、私を見るまちこティーチャー。
「え〜…す〜ちゃん5なんだ〜かわいそ〜…」
半目で見てんじゃないよっ!バカタレ!!
お前がかわいそうな頭なんじゃボケェ!
いつまで勘違いしとんじゃゴラァ!
親友を罵倒して、どうもすいやせん。←(反省の色無し)
それから暫くして採点は終わり、
「では採点も終わったし…他のクラスの人に料理を渡しに行きなさいね?」
まちこティーチャーはそう言い残し、調理実習室を出た。


