「ぐっ……たっ食べられたわよぉっ!!」
「「「「「まっまちこぉおおおおおっ!!!!」」」」」
脂汗という名の汗だくだくのまちこティーチャー。
…よく堪えられたね…。すごいよ、まちこ!!
「澤井さん?あなたは………1よ?」
まちこティーチャーは、食べる前と格段に違う意味の青ざめた顔で羅々を見つめる。
羅々はにこにこして、
「やったぁ〜1だって!『あらやだ美味し〜♪』だよ!」
…おい羅々。
1は『すげぇまずい。つか食えねぇ。』だよ。
よくわからないけど、羅々は評価の5段階を逆に覚えたようだ。
私が眉をひそめていると、まちこティーチャーがふらつきながら私の元に来た。
「す、昴きゅんの…料理を頂くわ…」
だ、大丈夫かまちこ…
今すぐ倒れそうだけど…
私の心配をよそに、まちこティーチャーは私の料理を口に運んだ。


