「はい、いいわ。眞田くんは3ね」
「ん〜…的場くんは2かしら。濃いもの〜」
只今、絶賛まちこティーチャーの評価中である。
1か2と言われた奴は、普段から憎いと思ってる奴にプレゼントするらしい。
恐ろしき男子校。
「あら!真中くんは4ね〜。美味しいわっ!!」
マナは4だった。
すごい!
私がマナに向かって笑いかけると、こちらにピースしてきた。
「さ、澤井さん…これは?」
ついに羅々の番になり、まちこティーチャーは軽く青ざめながら羅々の料理を指差した。
「んとね〜…『食べるとピコーンッと天国に行く、ハート型幸せハンバーグキャベツ添え』でっす♪」
「(こ…れは。まず、キャベツではなくレタスよ。それにこのドレッシングは何から出来ているのかしら…。なんだかおぞましいわ。…でもら生徒の作ったものは喜んで頂かなくちゃ…ね、まちこ!)」
まちこティーチャーは心を奮い立たせるように頭を振り、冷や汗を流しつつ…それを口に運んだ。
どきどきどき…
変な空気が流れてるんだけど…(汗)


