羅々の持っていた皿には、もう放送ギリギリ?モザイクカモンッ!みたいなくらいの酷い物が出来上がっていた。

説明すると…緑のソースがかかっていて、いびつな割れ顎型のハンバーグみたいなのがある。
付け合わせは、羅々がキャベツといったレタスが無造作に置いてあり、紫のドレッシング?がかかっている。

怖ぇ…しかも紫のドレッシングが、いつの間にかプラスされてるよ(汗)

「どうどう?美味しそうでしょー!」

えっへんと胸を張る羅々に……





「彩り鮮やかでいいよね。…うん」

最低限の褒め言葉?を。
てか、これしか言えねぇー…(汗)

私の言葉を聞いた羅々は、頬を赤らめ、

「そんなぁ…て…照れるなぁ〜」

えへへ…と照れた。

褒め言葉と受け取れる羅々さすが。
ある意味、彩り鮮やかって…食欲減退ものよ?

「じゃじゃ、食べて?」

ぎょ…っ!!

「こっこれはさ、アラタに直接やりなよ。こんなに上手く…割れ顎型が出来たんだし」

私がそう言うと、羅々はフイッとそっぽを向く。

何故?