ついに…暑苦しい夏も通り越し、秋です。
今は休日でして…彗さんに許可を貰い、家に帰宅しています。

そしてわたくし、昴は今…

「昴ねぇ〜」

ドタドタドタ…

「いやぁ〜!!架唏琉来ないでぇええっ!!」





架唏琉に追い掛けられています。
何故かと言いますと、話は長くなりますが…遡ること30分前。


――架唏琉とゲームをしていた私。

「うぎゃぁああっ!?」

はっ…初めて……負けた。

くっ!架唏琉…いつのまに成長したんだ…(泣)

「やったぁ!勝ったぁ〜」

うふふっと笑う架唏琉。

憎らしいのに可愛いぞこの野郎!

「じゃあ、罰ゲームね〜?」

賭け事が好きな架唏琉は(ダジャレじゃないよ)すぐ、罰ゲームを考える。

どきどきどき…

「遊園地、行こ?」

………
……………