かなり…美形。
揃いも揃ってこの顔かよ(汗)

話しづらい…(汗)

まぁ…何だかよく分かんないけど、用件を聞こう。

「あのー何の用ですか?」

「そこに座れ」

私が用件を聞こうと丁寧に敬語で話したのにも関わらず、ライオンみたいな鋭い目で威嚇してきた黒髪ワックス。

イラッ

なんなの?

ワックスで髪キメキメで、勿論顔も整ってるし…か な りムカつく(怒)

横を見ると、羅々も同意見のようだ。

仕方ないから、ここはひとまず座ろう。

「で…何なんですか?」

用件を言え。用件を。

「そうですね…まずは、こちらから自己紹介しますね」

突然そう切り出した、優しそうな目をした金髪くん。

でも…何故私の質問に答えてくれないんだっ!?

絶対わざとだよ…(泣)

「僕は一ノ宮 苓(イチノミヤ レイ)この学校の1学年の生徒会長です」

にっこり笑った一ノ宮くん。

金の肩までつきそうな髪が綺麗で、瞳が薄い緑の美形。

「俺は、叶 辰志(カナウ タツシ)一応副会長」

不機嫌そうに述べた、叶バカ。

黒髪に黒の瞳。
何か聞いたことある名前のような気がする。

ま、いいや。
全員神田に調べて貰おう(笑)