紫雲は、かなりもじもじしている。

「あ…のさ…俺も…勉強教えて貰ってもい?」

本当に…恥ずかしそう。

「そんなの…勿論、いいよ。1人も2人も変わんないし」

こう言った瞬間。

「「言ったな?昴」」

「いったね〜?昴っちっ☆」

何故か…辰志、アラタ、星が現れた。

そして苓はというと、教室のドアに寄り掛かって腕を組んでいる。

…あれはただ、こっちに引っ張られてきただけだな?(笑)

「1人も2人も変わらないって言ったよな?俺も教えて貰うぞ?」

ニヤリ…と怪しげに笑う辰志。

「俺は〜へへ。羅々に手取り足取り…」

バシィッ

真っ赤になった羅々に叩かれたアラタ。

「……っ!(泣)お、俺も…昴で…」

結局私か。

「俺も〜教えて?」

上目使いの星。
くそ。かわぁうぃー…

まぁ…仕方ない。

「いいよ。けどね、教えてあげるからには、絶対に…





1000点満点中850点以上じゃないと、罰ゲームだから」

にこっと笑いながら、皆を脅した。

「「「「「(怖っ!!てかハードル高っ!!)」」」」」

5人は半泣き状態。

フフッ…楽しくなりそう☆