周りを見てみると…皆、顔を隠していた。

なっ何で?!

横を見ると、羅々までもが!

何か悪いことしたのかな?

「みっ皆…なんか僕、悪いことしたかな?ごめんね…?」

理由はよく分からないが、一応謝った。

「「「「「いやいや、とっとんでもないっ!!」」」」」

クラスメート達が、飛び跳ねて否定してきた。

顔やらが赤っ!!赤の度合い過ぎてるよ!!深紅だよ、皆!!

「「「「「(男なのに、美し過ぎる。なんかダメだ。クラクラする…)」」」」」

クラスメート達は、密かにそう思っていた。

私は無意識に気難しい顔をしてしまう。

すると、

《ピンポンパンポ〜ン》

放送が入った。