「す〜ちゃん!頑張ろうねぇ〜♪」
にこにこ笑顔の羅々。
あの鼻血、どうしたんだろ…
髪にも染み込んでたような…?
…き…気のせいだよ。
………ね?
「羅々ぁ〜俺も頑張る〜っ!!」
マッスルポーズをするアラタ。
君、端から見ればかなり変人だよ。
自覚して。
「まぁ…気楽にやりましょうね」
苓…あなたが1番まともな気がするよ。
今だけは。
「昴…頑張ろ…ね?」
にこっと笑った紫雲。
可愛い。…紫雲、君は…癒しの泉だ…
担当楽器、琴だけど。
「よーっし!明日は盛り上げて行っくよ〜!!」
「「「「………(はいはい…)」」」」
「はーいっ☆」
「あいっ!らぶっ!羅々っ!」
羅々の呼びかけに、タンバリン担当の星だけがまともな返事をし、バカが愛を叫んだのだった。