【紫雲Side】
昴達は…俺の存在を完璧に忘れてる。
なんで?
俺ってやっぱ、存在感ないのかな…
そう思っていると、昴がキョロキョロし始めたので、やっと俺のことを思い出したのかと思って話しに行くと…
昴はやっぱり、俺を忘れていた。
だけど…必死に弁解をする昴を見ると、なんかニヤけが止まらなくなった。
俺が微笑むと…昴は少し固まり、
「可愛い〜っ!!」
それから俺に抱き着いてきた。
かなり嬉しい…俺やばい…っ…
昴はいい匂いするし、俺よりちっこいし…俺なんかより、昴のほうが何億倍も可愛いよっ…!
俺は真っ赤になり、放心状態だった。
だから昴と昴の弟の会話など、耳に入るはずもなく…
突然、頬に柔らかさを感じ、耳にチュッというリップ音が響いた。
End


