「あぁ…いや…別に………」

なんか頬が赤い。

まぁいいや。

ていうか…

「辰志、英語わかるんだね」

「そんくらい誰でもわかるから…ばーか…」

ムッカァアアッ!!

「ふんっ!もういいですよ〜だっ!!」

私は、ずかずかと先を急いだ。

「(あれ?俺、昴怒らせちまった…?)」

私の機嫌が悪いまま、叶家に到着。