ニヤリ

「?」

誰かが笑った気がした…




というか羅々だった。

「(なるほどなるほど…す〜ちゃんがねぇ〜♪)」

なんだか羅々は上機嫌。

怖い…(泣)

私は羅々の耳元でひそひそと話しかけた。

「羅々…なっなに?」

「ん〜ん〜?べっつにぃ〜?」

「なんかないわけないでしょ〜が!いかにも、なんかありそうな顔してるっ!」

「ギクッ…」

肩を揺らせて目を泳がせる羅々。

言うつもりないんだな…?

「とっとにかく…時が経てばわかるよっ!今はまだわからないだろし…多分…大人の階段への0.5歩くらいかな?はやく気付きなよ〜?」

「????」

意味わからない…

「(す〜ちゃんが色々わかるまで時間がかかるな…)」

大人の階段?

とにかく、はてなばかり浮かぶのだった。

ていうか羅々…あの夢の女の人みたいなこと言うな……