「ププッ…百面相?」

紫雲の目が開いていた。

「うぎゃっ!?」

瞬間、私は紫雲から離れた。








…のだが、

パシッ

「どこ行くの」

紫雲が私の手首をつかみ、瞳が真っ直ぐ私をとらえた。

なっなんか、そらせない…(汗)

「えっ…と…別に。ていうか朝だし。ご飯作らなきゃだし…」

私は、思わず正論を述べた。

紫雲は…

「…」

「…」

「…」

「…」

終始無言。

辛っ!この沈黙辛っ!(泣)

「わかった…俺も手伝う」

なんか、不機嫌メーター上がっちゃった?

なんで?

私、悪いことしたのかな?