まぁそれはいいとして。

「私…何をすればいいんですか?」

「ん?特には…あっ、1ヶ月後に入試あるよ〜!あと、男言葉を一応マスターすること〜…頭にあわせたカツラ作り…かな?」

父様は、にっこにこでそう言った。

カツラ!?

まぁいる………のか…?

ていうか、

「切ってし「「「「ダメッッ!!」」」」

………ダメかー…(汗)

この際だから、切ればいいと思ったのに…

…ってか…何か、増えてるっ!!

父様、母様、渉にぃ、茅玻琉…皆いる。

「ダメだよ〜女の子っしょ〜?」

茅玻琉に言われたくないな…君、いつも女の子に間違われるんでしょ?君も男っぽくしなよね。

「そうだね。今のままがいいよ」

今来たのに、すごく冷静にそう言う渉にぃ。

「昴は、それが1番似合うのよ」

さっきまでいなかったはずなのに、いきなり現れた母様。

「そーだそーだっ!!」

お子ちゃまみたいな言い方をする父様。

し、仕方ない。

「じゃ、今のままで…」

「「「「うんうん」」」」

息ぴったしだよ。
そこでユニゾン発揮しなくていいのに(笑)