それは、ある日のことでした。




男「篤也、もういいだろう。オレと結婚してくれ。」




カーン(ししおどしが打つ音)




篤也「…はあ?誰こいつ?」




篤也は鼻の穴を膨らませました。




義男「おぬしの許婚じゃ。」



篤也「えー?なんだって?」



義男「彼は篤也のイ・イ・ナ・ズ・ケ☆」



篤也「なんだと!?」



男「篤也。オレは、崎村真。結婚してくれ。」




イケメン崎村が光らせた白い歯に
篤也は目をしばたたかせ、
叫びました。




篤也「い、いみわかんない!」




確かに意味が、わかりません。