そのころ、倉庫内奥の部屋。




金城「久しぶりだな、松岡。」




金城がニヤリと笑います。




松岡「ああ、元気そうで何よりだ。他の四神や総長は変わっても、お前は未だ、青龍をやっているんだな。」




松岡もニヤリと笑い返します。




金城「この裏切り者め。それは、褒め言葉なのか、嫌味なのか。」




金城は松岡を睨みつけ、言いました。




松岡「褒め言葉な訳が無いだろう。俺とお前は、最初から最後まで、敵同士だ…」




松岡がそう言い終わるか
終わらないかの最中に、
金城は松岡に向かって殴りかかりました。


それをかろうじて避けた松岡は、
避けた反動でそのまま
金城に向かって回し蹴りをしました。



しかしそれは空振りに終わり、
金城は松岡との間に距離をとりました。




金城「劣ろえないな。」



松岡「お前もな。」