勇助は、しばらく
何が起こったのか、わかりませんでした。




牧野「俺の勝ち、だな。」




牧野は振り向いて勇助を見て、
ニヤリと笑いました。



見ると、牧野のバイクは
壁際約3センチのところで
止まっていました。




勇助「そんな、バカな…!」



牧野「奇跡、は、起こすものだ。」




牧野はうなだれる勇助をよそに、
軽快に歩き出しました。




牧野「待ってろ、あーちゃん。」