「ぶっ」 瞬間、カルボナーラが出そうになった。 「おまっ、きたねぇな」 言いながらもタオルを渡してくる優しい兄貴。 そういうとこは好きだよ。 「別に?」 「ふーん…」 疑うような目で見てくる兄貴に、焦った。