「どうしたの?」 「え?」 「あきらかに元気ないもん。最近ずっとだよね。 由里から話してくれるの待とうと思ってたんだけど、やっぱ心配だよ。」 梓は「話してみ?」と由里の顔を覗き込む。 「梓・・・。」 梓を見上げると頭をなでてくれた。 「よし!!ちょっと学校サボっちゃおっか。」 梓は悪戯に笑って由里を近くの公園に連れて行った。