本人は気づいてないだろうが、上目遣いで俺を見る。


しかも、真っ赤な顔で。






・・・・可愛い。



って、俺何回目だよ;





「あの、やっぱりだめですか?」


「え?」


見ると、ずごく悲しそうな顔をしている由里。





「いや、ちがうから!!だめじゃないよ。

じゃあ、これから一緒に食べようか。」



「はい!!」



にっこりとうれしそうに笑う由里に、俺の心はまた揺らいだ。