「失礼しま~すぅ・・・。」


か細い声でドアの中へと入っていく。


く、暗い!!!



ドアを閉めたら、廊下の明かりもあまり入ってこなくて白い光だけだった。




光の方へと、すこしずつ歩み寄る。




あれ?なんだろう??


白い光の中に浮き出てきた黒い影。





「人?」

近づくにつれてはっきりしてきた。



人だ~。


しかも、制服を着ている。

髪は肩につくかつかないかくらいの長さ。



男か女かわからない。




「あ、あの~~!!」

少し大きめの声でその人に声をかけてみた。