むふふっと頬を緩ませる。



「なんつー顔してんの?」


「ふぇ!?」

「クスッ・・・。」




ッ!!!




先輩、あなたにはかないません。



すぐにボッと顔が染まる。






ぷにっ


由里のほっぺを触って微笑む。





「一回だけだぞ?」


「ほ、ホントに~~!?」

「俺、嘘嫌いだから。」


「ありがとうございます。」




先輩は「はいはい。」と言って頭をなでてくれた。