「アンタ、馬鹿だね~。

本物の馬鹿!!」



「はい、馬鹿です。」


「てか、20分間なにしてたの?」


え!!!



それ、聞いちゃう?


教えてもいいけど~~~。





いやぁ、やっぱり恥ずかしいし、もったいない~~。




「なに、顔赤くしてんの?」


「赤くないよ。」


「で?

告ってなにしてたの?」



なんか、微妙にニヤついてるのは気のせいかな?





「告ったら、先輩に抱きしめられて、もう1回告って~」

「は?アンタ、2回も告ったの?やるわね~。」


「え、だって・・・言いたくなったの。

それで、先輩が『今日から俺の』って言ってくれて。」



いやぁ~~~!!


やばいよ。だって、あのときの先輩かっこよすぎだったもん。

ニヤけちゃうよ。


「それでね・・・・・。」




あ~~!!


この先、言っちゃうべきかなぁ?






「先輩がいきなり・・・・・



き、き、キスしてきたの!!」



きゃーーー!!

はずかしい。




でも、なんかうれしい。