キーンコーン

そんなとき、5時間目の始まり5分前を告げるチャイム。
(いわゆる、予鈴)

が鳴り響いた。



「「え!?」」



二人の声はきれいにハモった。







「うっそ!!

もう、こんな時間?」




携帯を見た由里は目を丸くしている。








「帰るか。」



俺は、一応優等生で通ってるので、授業にはでないとまずい。

正直今はマジでサボりたいけど;







「はい・・・。」



んな、悲しそうな目で見んなよ!!







マジ、離したくなくなるじゃんか。