病んでいても愛したい。



その人に合わせて寝ればいいかもしれないけど、迷う。


寝たときは滝君だった、神楽じゃない。


寝れば意識なんてないから別に今の彼を神楽と見ていいかもしれないけど、神楽じゃない人と隣合って眠れない。


妙なとこで神経質な私。


というか、ソファーで寝てもいいとか思っている。


神経質なのに神経図太いとは、なんだ私。とんでもない矛盾を抱えているじゃないか。


ガタン。――と、思っているときだった。


寝室に目が行く。


音がしたけど、扉が閉まったままでは中は確認できない。


「神楽……?」


寝相悪いにしては大きすぎた音。それこそベッドから落ちたとか壁を叩いたみたいな大きな一音。


呼んでみても返事はない。


気になって寝室へ。念のためノックをして、やはり返事がなかったので扉を開けた。