「えーと。遊び?」
凄い遊びだな、と言ったあとに後悔する。
でも滝君はへえと私の手錠に触った。
幼い感じがある滝君は、四歳だ。
いや、体は神楽の年齢二十一のまんまだけど。滝君はあくまでも四歳児として見ろと深に教わっていた。
バカで幼い塊。ウザイときはあっち行けと言えばどっか行くとも聞いたが。
「いたくない?きーちゃん、だいじょうぶ」
どうにも小さな子供相手では突き放すことができない。彼氏が幼児プレイしているとなると気持ち悪いが、あくまでも今の彼は彼(神楽)ではない別人。
体格は別として、対話する分には可愛いの文字が出る。
滝君とは前に一度だけ会っている。滝君が私の前に出るのは珍しい。
もっとも、深以外の人格にはめったに出会わない。


