病んでいても愛したい。



『今日は神楽さんのとこで泊まるの?』


と来て。


『心配だからメール下さい』


とかそんな内容。

電話もそんなところだろう。


「……」


罪悪感。

家族と同居しているんだから、私が帰っていないということぐらいお母さんは知っている。


私はそれなりにどこへ出かけるとか、泊まる時は泊まるという子だから連絡がないことに母親は心配を覚えたらしい。


すぐに返信をした。


『ごめんなさい。今帰るから。本当にごめん』


親指で文字を打つ。

打つ間、お母さんが心配している顔が頭に入ってきて悲しかった。


あの母親は優しい。

私なんかを心配するのだから。


返信した後はすぐに神楽の部屋を後にした、持っていた合い鍵で扉をしめて近くのバス停へ。