「よし」
決めたと私は家に戻ることにした。
日用品を持ってくる、これからずっと一緒にいるために。
正に同棲気分。
でも、神楽のそばにいるためにも私は“持っているモノ”の処理をしなければならない。
服とかそんなのはここに置けばいいけど、家族やバイト先という縁も何とかしなきゃいけなかった。
バッグを取る。
見れば、ケータイが光っていた。
そういえば、昨日は神楽から電話もらった以降見ていない。
開けば、着信とメールのアイコンが画面に表示されている。
着信四件。
メールは五通。
お母さんからだった。
メールが来たのは夜中あたり。
『バイトまだ終わらないの?』
と最初のメールは始まり。


