現実を生きる人間(私たち)にハッピーエンドもバッドエンドもない。
あるのは皆統一したデッドエンドだけ。
デッドエンドを迎えるまで、どう幸せでいられるか。
どうやって、悲しいだけの現実で笑って過ごしていくのか。
産まれた人間がデッドエンドまで進むルートは、その人次第で幸福にも苦痛にもなる。
八の苦痛と二の幸福しかなくても、私の場合は彼がいるから生き長らえていける。
人生の構成は八割方が苦痛で成り立っている。
嘆いても、悔やんでも変わらない過去にまた悲しむけど。
過去には絶対に忘れたくない思い出があるはずだ。
だから私は生きていたい。愛していたいんだ、神楽を。
どんなに神楽が壊れていたって、泣くようなことがあったって。
神楽といた記憶は全て忘れたくなく、その証が現在に繋がり、今を“そういった過去”にしたくなる。


