病んでいても愛したい。



体を支えるも、私では支えきれない。


重い。でも私が支えなきゃいけない。


私は彼が好きだから。


今は“深”でも、体は私を愛してくれる人のもの。


伸ばされた手を離さないように、私は死に急ぐ彼を引き止める。