三時間後。 『…はぁ』 やっと開放され、 私は自分の部屋のベッドに とびこんだ。 …好きじゃない。 好きじゃない。 好きじゃ… 彼の家に泊まったときの 全てのことが 一気に脳裏にかけめぐり なかなか 眠りにつくことが できなかった。 それから毎日、 私は普通に生活をした。 …塾がある 土曜日までは。