なぜか一人で呟き、

楽しみながら

ハンバーグをこねる

私がいた。







よく仕事で

家に

母親がいないので

私は小さい頃から

自分で食事を

作って育った。








慣れた手つきで

フライパンに

油をしく。








いい音がして

焼けたと思い、

近くにあった

お皿に

盛り付けて

テーブルに置いた。








『…よいしょと。』




そして先生が言った、

奥の部屋に

向かった。