『…え??

矢口、料理出来んの??』




本当に驚いた顔をして

先生は言った。






なんかちょっと

馬鹿にされていたみたいで

私はすねた。







『…一応、

家庭科、

成績一番上なんですけど。』







そんな私の様子を

見て、

先生は

笑いながら

電話を置いた。