〜4年後〜







「矢口可憐.

あなたがベルトン大学を

無事卒業したことを

ここに賞します.」










学長である

藤田先生の言葉通り.






私は晴れて

ベルトン大学を

卒業した.









たくさんの苦難もあったけど

無事卒業できたことは

みんなに支えられたからこそ

だった.










卒業式がおわると

出口には

私の愛する人の姿

があった.












「優!!」





「可憐.

おつかれさま.

…卒業おめでと?」