「…さて. ひさびさだね、矢口.」 「…はい、おひさしぶりです. 川田先生.」 二人きりになった 塾内で 自然と 向き合う. 「…なにがあったか …なんで日本にきたか …いや、それ以前の 矢口のことも全部 聞かせてくれる??」 「…はい.」 やっと再会できた この喜びを おさえつつ 私は今まで溜め込んでた すべてを …私が ゙愛したい人゙に 話すことにした.