4人の教師にお手上げです!



私がそう

つぶやくと

その相手は

あわてて

私から

体を離した.








そこには

私が

一番求めている人の

顔があった.









しばらく見つめ合っていると


「…コホン」





「「??!!」」





「ひどいよーっ.

二人とも

僕たちの存在

忘れちゃってるんだもん!」












「「…」」





「じゃあ

事情は

矢口から

直接聞いてください?」




「僕たちは

意外と

大忙しだからね.

アメリカかえんなきゃ--」




そういって

二人は

帰り支度を

始める.







…そうだ、

私二人にアメリカで

会ったんだった…


それで

日本につれだして

もらって…






あれ、

なんでだったっけ………