「…矢口はね 水沢先生と付き合っていて 彼を追いかけるようにして ベルトン大学に 入学したんだ. 彼はそこの教授. 俺は次期学長. 大森先生はレスペクト社の社長.」 「…そうですか…」 「…それでもね、 かれんちゃんは 心から 水沢先生を 好きになれなかったんだと 僕は思うよ!」 「…??」 「ここに来る途中 二人で話してたんですが 私たち二人とも 矢口に気持ちを なんらかの形で 伝えてるんですよ.」 「えっ…」