そのとき
こいつはどれだけ
上からものを言うやつなんだよ。
そう思ってた。
でも
しばらくして
俺もなんとなく
わかった気がする。
だから
勇気を出して
電話した。
彼女の家に。
でも、その電話は
もう使われてはいなかった。
あとから聞いた話によると
あいつの両親は
あいつの前から
いなくなり
そして彼女自身、
外国の有名大学に
受かったという。
…すれ違ってしまったか。
…なぁ滝口。
そのとき俺は
心の中で問いかけた。
…じゃあこれも
一種の゙運命゙なのかな??
って。
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