『え??

あ、あぁ。

分かった。

301の教室とっとくから。』









『ありがと…ございます』










そう言って電話はきれた。








…矢口にも何か

あったのか??











『なぁんか矢口が

来るってよ??』






『そ、そうか…』










『川田せんせ…』





『えーかれんちゃん

来るの?!

やったぁ!』





『来て良かったですね』











俺が川田先生に

話そうとしたとき、

大森先生・藤田先生

がそろって

出勤してきた。














矢口と川田先生の間に

何かがある。









直感でそう思った俺は

昨日の授業のテキストを

持って

教室に向かった。