キミがくれた光




綾は、痩せたせいかもしれないけど、目つきが鋭くなっていた。



「また計画考えてんだよ。協力してくれる?」



綾は、お母さんと彼氏を別れさせるための計画をおっさんと一緒に考えているらしい。




早く本当のことを言わなきゃと思うのに、綾の口調と目つきが怖くて、うまく伝えられない気がした。




「おっさんに襲わせちゃおうかな~」




ニヤっと笑った綾の・・・・・・


頬に・・・・・・






バチン!!!






自分でも驚いた。


友達の頬を叩いてしまうなんて。