― Summer Drop ―

今までの千夏や朋子の言動が、

全て謙太と結びついた。


道の向こう側の千夏は

辰雄が見たことのない顔で笑っている。




別に千夏と付き合っているつもりはなかった。


けれど

千夏の一番近くにいるのは自分だと

疑いもしなかった。