ドキドキと心臓に汗をかいた時、髪をツンツンに立てた斎藤君が私の机の前で立ち止まった。
「ねぇ亜美ちゃん。今度俺らとどっか行かない?」
「へ?」
予想外の言葉に、思わずキョトンとする。
教室へはいったときは、それこそ陰湿なイジメが開始されたような雰囲気だった。
でも、斎藤君はニコニコしながらそう言ってきたのだ。
「ねぇ亜美ちゃん。今度俺らとどっか行かない?」
「へ?」
予想外の言葉に、思わずキョトンとする。
教室へはいったときは、それこそ陰湿なイジメが開始されたような雰囲気だった。
でも、斎藤君はニコニコしながらそう言ってきたのだ。



