いつもならその瞬間にクラスメイトたちの視線がこちらへ向き、次に『亜美ちゃんおはよぉ』と、甘たるい声で挨拶をしてくる。 なのに、今日は違った。 教室に入って最初に訪れたのは、沈黙。 それから、含み笑いだった。