オレの破裂と15分前



「ちょ、ちょっとトシユキ君」



店の奥から、オーナーシェフの堤下さんが出てきた。




「マズいよ、他のお客さんもいるのに……。彼女もさ、可哀想だよ」



そう言って堤下さんは、ナツミをチラリと見た。




「すいませんね。コイツが、あまりにも馬鹿な事をほざくモンで」


「うっ……」



ナツミの瞼(まぶた)から、うっすらと涙がにじみ出てきた。