オレの破裂と15分前



ポツ……ポツ……。


どんよりとした雲から、少しづつ雨が降り始めた。


傘がいらないくらいの雨だが、妙に冷たい雨だ。



駅前へ向かうとナツミは傘も差さず、うつむきながら立っていた。




「あ……」




どうやら、オレの存在に気づいたらしい。




「行こうか」


「うん……」



オレたちはそれ以上の会話をせず、店へと向かった。