「でもまぁ、私の事を分かってくれる感じが、凄くよかったんだ~」 「ふーん。アンタって変な娘だからねぇ」 「えー、アンタには負けるよぉ~」 キャハハハハハハ…… 耳にまとわりつくキンキン声に、オレはもう我慢の限界だった。 「あーっ!!」 カンッ!! オレはボロボロの100円ライターを、OLどもの近くに投げつけてやった。 「えっ!?」 OLどもの視線が、オレの方に向く。 「……」 オレは奴らをキッと睨み、無言でその場を離れた。